もしも後ろの車のせいで踏切と接触してしまったら

その際、生じる損害賠償などはどうなるのでしょうか?





もしも後ろの車のせいで踏切と接触してしまったら

もし、後続の自動車のせいで踏切と接触してしまった場合の損害賠償はどのような取り扱いになるのでしょうか。
自動車を運転する人は、前方の安全確認をするという注意義務があります。
その注意義務があることによって、後続の自動車が前にいる自動車に接触した場合は、過失割合は後続の自動車が負うことになります。

つまり、殆どの場合は10割の過失を負うことになります。
その殆どの場合というのは、前方を走る自動車が通常の運転をしている場合及び停止している場合のことを指します。
後続の自動車が前の自動車に追突した時に10割の過失とならない場合は、前方の自動車が故意に急ブレーキを踏んで追突を誘うような行為に及んだ場合です。
その場合は、前方を走る自動車にも進路妨害をしたとして過失が認められます。

通常運転をしていて、踏切の手前で後続の自動車に追突された場合は、後続の自動車を運転している人に10割の過失があるということになります。踏切の手前は一時停止が義務付けられています。
ですから、踏切の手前で停止したとしても、それは進路妨害には該当しません。

よって、踏切手前で一時停止した状態で後続の自動車に追突されて踏切と接触した場合は、自動車の修理費、そして踏切が破損した場合は踏切の修理費を追突した後続の自動車を運転していた人が全額負担することになります。
踏切付近で一時停止していなくて徐行している場合も同様です。踏切の付近では安全確認のため徐行する義務がありますので、踏切付近で速度を落としたことによって後続の自動車に追突されたとしても、進路妨害にはなりません。
その場合も自動車及び踏切の修理費用は追突した自動車の運転手が全額負担することになります。まれなケースですが、遮断機が下りている状態で後ろから押し出すように接触してくる運転手がいます。
これはかなり悪質なケースですので、その運転手に対して損害賠償請求をしなければいけません。

戻る
2012.2 開設